
このように考えているニートの方に、2年以上のニート期間を経験している私がお答えします。
「ニート」とひと括りにしても、色々な方がいますよね。
- 正社員が辛くて退職、ずるずるとニート
- 就職活動が上手く行かず、諦めてそのままニート
- 働きたい気持ちはあるけど、自信がなくてニート
細かい理由はもっと様々であり、ほとんどの方は望んでニートになったわけではないと思います。「働いたら負け」と本気で考えている方なんて実際にはほぼいません。
自信がないだけで基本的に真面目な人が多くて、なんとかしないとって思ってはいるんですよね。
とはいえ、ネットでアルバイトについて検索した時点で、既にニート脱却の第一歩を進んでいるので問題なし。大体なんとかなります。
目次
ニートが楽なバイトを探すべき理由
さて、なぜニートは『楽な仕事』を探すべきかというのは単純な話。
ニートは普通の人より圧倒的にストレスに弱いからです。
社会人やフリーターの人たちが当たり前にしていることは、ニートからすればめちゃくちゃ大変なことです。仕事はなかなか覚えられないし、気が利かないと言われることもある。仕事で失敗したり、注意されたり、少し怒られたりしただけでもう逃げたくなります。
誰だって嫌なことを我慢しているとは言うものの、嫌のレベルがもう違うんですよ。これは自分がそうなんですけどね。
「次からは気をつけよう」と考えるより、「辛いからもうやめたい」と逃げてしまいます。
そしてニートを脱却することはそんなに重要じゃなくて、仕事を続けることの方が大事です。
「このままじゃヤバい!」→「アルバイト始めた!」
ってだけでは解決しませんよね。一時的に脱出した気になってるだけでまた繰り返します。
なので、ニートの仕事は『自分にとって楽なこと』から見つけた方が良いです。
今すぐにでも現金が必要というレベルじゃないのであれば、長く続けられる仕事を探さないと数カ月後にはまたニートに戻るだけ。短期でもスキルアップできればOKです。
タウンワーク:リクルートが運営する超有名の求人誌です。ハローワークに直接行かないのであれば、まずはタウンワークから探せばOKです。
やる気と我慢は一時的なもの!
やる気とか我慢って継続したことありますか?
寝る前に「明日こそ頑張ろう!」といって、その翌朝にちゃんと頑張れる人は少ないと思います。なんだかんだと理由をつけてサボりがちです。
同じように「仕事は我慢して続けるぞ!」と思っても難しいです。超ホワイトな職場なら良いんですが、中々思い通りに行くことはありませんからね。
また一念発起して何も考えず、勢いでアルバイトに応募するのも悪くはないですが、何年もニートを続けてしまうような人はすぐに仕事をやめてしまう可能性が高いです。
だから頑張って続けるんじゃなくて、頑張らなくても続けられそうな仕事を探してみる。
これが正解です。
自分が強くないことを受け入れて、やる気を出さなくても続けられる楽な仕事を探せばいいんです。ネガティブになる必要はないということです。
「将来どうするつもり?」「仕事を選ぶな!」という声に流されない。
ニートに楽なアルバイトとは?
ニートにとって楽なアルバイトはコレ!とは一概に言えません。
事務系か肉体系か、接客が好きか嫌いか、人と話すのが得意か苦手か、人によって向き不向きがあります。ですが、一般的に楽と言われるバイトもあるのでその中から選んでもいいかもですね。
個人的なところで言えば、お腹が弱いのでいつでもトイレに行ける仕事しか選べません。引きこもりとしては、人に囲まれるよりも黙々とやれる仕事の方が楽じゃないかなと思います。
在宅ワークという選択肢
アルバイトだけでなく、在宅ワークという選択肢もありです。
近年は副業の時代とも言われるほどで、サラリーマンでも副収入を得る手段が豊富になっています。ニートの場合は副収入ではなくメイン収入になりますね。
「外に出ることなんて絶対に考えられない」という筋金入りニートの方はこっちの方がいいかも。
もちろん時給計算ではないことがほとんどなので最初は収入が少ないと思いますが、メールなどでやり取りするだけでも仕事をやれることがメリットです。
決められた期限内にこなせればいいので、細かい時間に縛られることもありません。
今まで何年もニートをしていたのであれば、少しくらいフリーの仕事に挑戦してもいいと思います。上手く続けられれば、就職することなくお金を稼げるようになるかもしれません。
スキルが上がれば、収入もしっかりと上げられます。
それにやっぱり就職しようと思ったとき、面接で空白期間について質問されても「○○の在宅ワークをしていました」と答えられるようにもなりますよ。
とはいえ、内職はおすすめしないです。いわゆる単純作業は完全に時間の投げ売りですし、全く自分のスキルが上がらないので、在宅ワークならクラウドソーシングがおすすめです。
ニートにおすすめのアルバイト

ニートにおすすめのアルバイト、キツいアルバイトについてご紹介します。
販売店の接客バイト
アルバイトをしようと考えたとき、一番に思いつくのが接客業ではないでしょうか。
私も大学生の頃に4年間のアルバイトと、正社員として接客業をしたことがあります。接客は大変そうと思われますが、実はそこまできつくありません。
一番イヤなのがクレーマーにあったときですが、クレーマーの客がいる職場だと社内の人たちが団結するので、割と働きやすかったりします。逆に職場の人としか関わらない仕事だと、社内の人間同士でバトルが発生するので、そっちのほうが人間関係はきついです。
客は文句を言ったら帰りますが、職場に嫌な人がいても夜まで帰らないので精神的に辛い。
それに優しいお客さんもいっぱいいるので、「接客がどうしても嫌」というわけじゃないなら、多少のやりがいは感じると思います。
とはいえ、立ち仕事なので最初は少し疲れるかも。しかし、接客がメインの仕事なのでゼーゼー息を切らせながら筋肉をプルプルさせて仕事するようなことはないので安心です。
- スーパー、本屋などがおすすめ
- コンビニは一人の負担が大きいので注意
新聞配達バイト
新聞に限らず、配達の仕事は話すのが苦手なニート向けです。
一人で外に出られるので、わずらわしい人間関係だったり周りの目だったりを気にする必要がありません。
他の仕事と違って拘束時間も短く、自由な時間を作りやすいです。仕事も淡々と配達物を届けていくだけなので、とても仕事がしやすいのがメリットです。
ルート配送なら新聞でなくとも全然いいと思います。私は営業+配達の仕事をしていましたが、社内にいるより運転しているときが幸せでしたね。
- 人と話す必要が少ない
- 拘束時間が短い
- 二輪免許があると有利
ピッキング・軽作業バイト
軽作業のアルバイトは、体力のあるニートにおすすめです。
ネットショップの会社でピッキング作業をしたこともありますが、私の場合はめちゃくちゃ楽でした。巨大な物流倉庫は作業速度の管理が厳しく、ニートでは身体的に辛いこともあるようです。
単純作業なので、接客が苦手な人でもできるのが良いところですね。何より給料が高いというのも、バイトを続けられる要因の一つです。
- 給料が高い
- 繁忙期は忙しい
- 給料が高い
ニートにはキツいアルバイト
事務職アルバイト
女性や主婦の人なら事務職に受かりやすいですが、男性ニートの方には正直おすすめしません。
アルバイト応募の電話をしてみると「女性優先で採用している」と言われることもありますし、求人情報に女性活躍中と書かれているものは男を採用しないというのが有名ですよね。
また、パソコンを操作するだけでなく、電話応対や会社への来客対応をすることも多いです。
割と仕事量が多い上に職場によってはいきなり残業を希望されることもあり、同じデスクにずっと座っているので社内の人付き合いに苦労します。
- 人間関係に苦労する
- 仕事の種類が多い
- 作業速度が求められる
引っ越しアルバイト
腕力に自信があって、根性もあるって人だけ引越バイトをしてください。
2階からテレビやソファーを運んだり、冷蔵庫などの大きくて重い家具をトラックに詰め込む作業を何件にも渡ってやれる自信がある方向けです。
給料は良いですが、ニートには絶対おすすめできないと有名です。
飲食店アルバイト
スーパーのような販売業務より、飲食店の方がきつめです。
レジ業務よりもホールの方が接客対応のレベルを高く求められますし、キッチンは接客しなくていいもののアルバイト同士の人間関係が出てきます。
偏見かもしれませんが、販売店よりも飲食店でバイトしている人の方が “ウェーイ系” の人が多いように感じるので、あえてニートが選ぶ仕事ではないと思います。
まとめ
ニート脱却におすすめのアルバイトは色々あるかと思いますが、まず自分の住んでいる家の近くで募集しているかどうかが大事です。
通勤時間も拘束時間なので、片道1時間もかけたら毎日2時間も無駄にすることになりますからね。
そしてアルバイトに応募する第一歩が踏み出せない人には在宅ワークがおすすめ。また、アフィリエイトも確実性はありませんがニートにはおすすめだったりします。