キンコン西野「魔法のコンパス」を読んだ感想。

元お笑い芸人&絵本作家のキングコング西野さんの著書「魔法のコンパス」を読みました。

お笑い芸人としてそこそこ成功したけどスターにはなれないと知った彼はどうしたら、どのように考えて行動したらスターになれるのかという、”芸人” としての生き様を本で語っています。

ジャンル的には自叙伝7割、ビジネス書3割といった感じ。「なるほど、そういう考え方や生き方もあるんだなぁ。すごいなぁ」という感想。そして何より行動力って大事だな…という。

一応誤解を恐れず先に言っておきますと、私は別に西野さんのファンではないし、今まで何をしていたのか全く知りません。というか、昨日まで存在を忘れていた。

でも、私は頭の良い変わり者が大好きなんです。ホリエモンも好きだし、2ちゃんねるのひろゆきも好き。弁護士の橋下さんも、変わり者じゃないかもしれないけど好き。ちなみに私はアホである。

内容については詳しく書かないので、気になる方は本を是非読んでみてください。

魔法のコンパスの内容

本の内容を簡潔に言えば、「西野亮廣という人間の生き方と考え方」です。話しかけるような文章で行間も広いので、とても読みやすくなっております。

活動内容についてはお笑い芸人として有名になった後のことだし、下積みがあってこその成功体験なので名もないサラリーマンの参考にはなりません。

そして本人の行動力がありすぎて真似は無理ですが、成功者(変わり者?)としての考え方や行動力について学ぶことはあるかと思いますね。

キングコング西野さんの考え方に同意はできない

この世の中は、考え方次第でまだまだ面白くできるってことです。

ときどき「生きづらい世の中だ」と嘆いている人を見ると、羨ましくて仕方がない。天然でボーナスステージに立ってんじゃん。

引用:魔法のコンパスp.26

普段つまらないなと感じていることでも、何か一つ変えれば面白くなるかもしれない。逆風があればあるほど、「問い」があればあるほど人生を楽しく出来る…という尊敬できる考え方です。

しかし、これは私のようなダメ人間には真似できない考え方でもありますね。

また、「SNSの使い方」についてはそれこそ彼にしか出来ないことです。私がいきなりTwitterで他人に絡もうものなら、速攻でブロックされて終わりである。意気揚々と「誰も見たことのないプロジェクトをやるぞ!」とお金を募集したところで、何の知名度もない人間に人が集まるわけがない。

ようは彼が何をやったかよりも、「なぜそれをやることに決めたか?」という考え方の部分を参考にしなければいけません。

世の中には物事の表面しか捉えられない人がいる

もちろん僕はゲームをしたかったわけではない。お笑いをしたいからゲームをしようとしていたのだ。お茶の間には、「暗黙の了解」などというものは存在せず、想像以上に額面通りに伝わってしまうことを知った。

出演者全員がふざけている中、テレビの回し役に徹していたら視聴者からクレームが来た話はちょっぴり胸が痛い。でも、これは私も同じように考えていることで、視聴者も読者も表面的にしか見ていないってのはマジです。

めちゃくちゃ悪い言い方をすると、世の中にはアホが結構いる。

「ゴミ箱を減らせばゴミが減る」「長時間働かせれば生産性が上がる」「広告をたくさん貼ればお金になる」とか思っている人も少なくありません。

しかし、実際はそう簡単にはいきませんよね。上の例でいえば、ゴミ箱を減らせばポイ捨てが増えるし、長時間働けば疲労が溜まって生産性が落ちるし、広告をたくさん貼れば読者は逃げるのが現実です。見たものの裏側や、関連して起こることを想像する力がないんですよ。

「北風と太陽」と一緒のお話ですね。

問いストーリーが大事!

意外と「なぜ?」を考える力を持っている人は少なく、西野さんの言葉を借りていうなら「問い」を持つことでやれることは増えるんじゃないかと思っています。

ブログだって、誰にも読まれない記事を書いていたって価値はゼロですから。読者の知りたいことを自分で考えて記事を作っていく必要があるわけです。

まぁ、西野さんはこんな単純な話をしているわけではないと思いますけどね…。

本の中盤からはマネタイズ方法や世の中で話題になったことについて軽くツッコミを入れています。大作になる予定(?)の「えんとつ街のプペル」にちょっと興味が沸いてきました。

※あまり詳しいとネタバレになるので内容のごく一部の感想しか書いていません。これも私による情報の「切り取り」なので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。